2025年3月期第3四半期決算説明会を読み解きます!
……難しい
漢字だらけですもんね……
でも、これを読み解くのは結構楽しいんですよ!
そして、これを読み解くことで今後のディズニーがわかるかも?
……とりえあえず、付き合ってあげます
ありがとうございます
それでは、一緒に見ていきましょう!
決算説明会とはそもそも何?
決算説明会ってそもそも何ですか?
企業が投資家や報道機関に財務状況を詳細に説明する場となっています
原則、四半期ごと、年に4回、3か月に1回行われます
オリエンタルランド(東京ディズニーリゾートの運営会社)も年に4回おこなってますよ!
今回は第3四半期ってあるから、3回目ってことですか?
そのとおりです!
なので、今回の説明会は10~12月が対象となります!
オリエンタルランドは3月末が決算となります。
なので、四半期の考え方が
第1四半期:4、5、6月
第2四半期:7,8,9月
第3四半期:10、11、12月
第4四半期:1,2,3月
となります。
ものずごくざっくりいうと、10、11,12月にオリエンタルランドがどんなことで、どれだけ売り上げたか、を説明する会です
そして、この結果を受けて、次からはどうしていこうと考えてます!
みたいなことを言う会になります
なので、これらを知ることで、今までのディズニーはどうだったのか、今後のディズニーがどうなのかってことがみえてくるようになります
全部語るととんでもない長尺になるので、ポイントを抑えていきましょう!
それでも長尺になるみたいなので、サイトを保存して少しずつ見ていくのもオススメです!
今回の決算説明会のポイント
3点ほどに絞り出しました!
✅過去最⾼の売上⾼、営業利益を達成!
✅あらゆる数値が前年度を上回る!
✅営業利益1700億円の目標は据え置き
過去最⾼の売上⾼、営業利益を達成!
第3四半期における、売上高、営業利益が過去最高になっています!
数字を見て、みなさんの興味を引くことにしましょう
売上高:2079億円
営業利益:718億円
この金額を3か月間でたたき出しております
本当は経常利益を見るべきなのですが、細かすぎる話になるので、この2つに絞りました。
売上高は単純に売れた金額です
営業利益は仕入れとか諸経費とか、そういったものを売上から引いた額です
儲けってやつですね
実はこれ、すごいことで、前年度に何があったか覚えてますか?
東京ディズニーリゾート40周年イベントだったんです!
かつては、5周年周期で行われる周年イベントの翌年度は大きく数字が下がる傾向にありました
それを大きく上回っています!(前年度同期の売上高:1819億円)
2079-1819=260億円もの売上増になっています!
さて、この要因は何か?という話に当然なりますが、これはもはや考えるまでもないですよね
ファンタジースプリングスの開業(2024年6月6日~)
この影響が本格化したのが10月以降となりました
9月までは猛暑の影響がかなり響いてしまい、数字としての伸長は物足りないものがありました
実際、前年度の数字よりも低い数字になっています
オリエンタルランド内部でもそれなりに慌てたと思います
過去の混雑データを参照してもらえると、よくわかると思います(予想が大外れするぐらい空いてました)
しかし10月以降は一転して、東京ディズニーシーはずーっと混雑が続いています
それだけ、猛暑の影響が大きかったことへの裏返しにもなりますが、ファンタジースプリングスがしっかりと売上などなどに貢献していることが証明された形となります
最も、この第3四半期は「ハロウィーン」「クリスマス」という、年間を通してもパワーのあるイベントがある月でもありますので、その辺りも数字の伸長に大きく寄与したと思われます
まあ、それにしてもすごい数字の伸びたとは思います
第2四半期のマイナスを猛烈な勢いでカバーしています
あらゆる数値が前年度を上回る!
伸長した数字の一部を並べてみます
✅入場者数
✅アトラクション・ショー収入
✅商品販売収入
✅飲⾷販売収⼊
第3四半期に限っていますが、あらゆる数値が前年度を上回っているとのこと
細かな数字までは発表されていませんが、周年イベントの減をものともせずに、プラス祭りとなっています
少し細かく見ていくと、やはりファンタジースプリングスの開業の影響が大きいです
ファンタジースプリングスは完全な新エリアであり、元々パークにあったものを壊して作られたものではありません
つまり、単純にキャパシティが増えた状態となります
アトラクションは4つ、レストランは小型のものも含めれば5つの増となります
さらには大型のディズニーホテルが新設されています
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こうなれば、数値として伸びるのは必然です
繰り返しになりますが、第2四半期がおかしすぎたんです!
特にアトラクションは4つの内3つが「ディズニープレミアアクセス(有料の優先乗車券)」の対象となっていますので
さらに、ファンタジースプリングスの開業に伴い、様々なバケーションパッケージ(宿泊プラン)も発売になりました
さらにさらにチケットの高価格帯の構成比が上昇
これらにより、アトラクション・ショー収入は、前年度を上回る結果となっています
商品販売、飲食物のは、ファンタジースプリングスの影響による増となっています
第2四半期(7~9月)は前年度から数値を落としていました
猛暑の影響がかなり響いた結果といえます
当時はディズニーはもうオワコン(終わってるコンテンツ)だとか言われてもいました
わたしは一貫して猛暑の影響による減を主張していたのですが、それも不安になるぐらいでした……
まあ、10月以降の混雑を見れば、そうじゃなかったことは明らかで、そんな論調もなくなりましたが
第3四半期で入場者数が「上回った」との表記になっているので、オリエンタルランド内部もほっとしたことでしょう
営業利益1700億円の目標は据え置き
企業は年間でどれくらい儲けるつもりです!というのをあらかじめ発表しておくのですが、今年は営業利益で1700億円と発表されていました
これは据え置かれる形となります
第3四半期を終えた数値は「1349億円」となっています
あと351億円となっています
昨年度の数値などから見るに、届くかどうかってところですね
現在開催中のイベントに期待、といったところでしょうか
閑散期と呼ばれていた1月がどこへやらって感じですが
最も、ここが据え置きになった原因は「猛暑」です
先にも述べましたが「猛暑」による苦戦が想像以上で、閑散期がやってきたのかと思う程、夏場は空いていました
ファンタジースプリングスという、巨大コンテンツがオープンしているのに、数字が全く伸びていませんでした
それどころか、前年度を下回っている状況でした……
期待された第3四半期が、期待以上の数字を残してくれたおかげで、何とか営業利益据え置きまで持っていた、という感じでしょう
こうなると、俄然気になってくるのは、夏場の施策ですよね!
今のところ、夏場の施策で目新しいものは発表されていません
しかし、どうやら夕方以降に実施するショーの開発が進んでいるとかいないとか
噂レベルなので、正式な発表を待ちたいところですが、ちょっと夏場の施策に期待が出てきちゃいますね!
夕方以降に入園できるチケットなどの販売も検討されている可能性が十分あります
今までと違い、第2四半期の数字がこれからの肝になってくるかもしれませんね
長くなりましたが、以上で解説を終わります!
今後、これらの決算説明に対して質疑応答が予定されています
そちらが更新されたら、それについても解説予定です!
是非、サイトを保存して、遊びにきてくださいね!
何度でもお待ちしております!
それではアディオス!
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